吉岡美術 | 骨董品買取ブログ
その骨董品、ひょっとすると偽物? 骨董品が贋作か本物かを見極めるには 2020年5月15日

その骨董品、ひょっとすると偽物? 骨董品が贋作か本物かを見極めるには

本物の骨董品と偽物の骨董品

最近、当店をご利用のお客様からよくご相談をいただくのが、
「売ろうと思っていた品が偽物かどうかが心配」
「鑑定後に贋作だと判明したら恥ずかしい」
というようなお声です。

中には、「査定前に本物かどうかを見極めたい」と、ネットや本の知識を頼りに直接自分の手で確かめた、という方もいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、お客様自身で本物と偽物を見分けるという行為は、全くもっておすすめしません。なぜならば基本的に、専門知識の無い方が骨董品を見て、本物かどうかを見極めるのはほとんど不可能なことに近いからです。

さらに、これを行ってしまうと、闇雲に時間を浪費してしまうばかりか、骨董品に必要以上に触れてしまったせいで品物が痛み、その結果査定額が大きく下がったという、非常にもったいないお話も過去にはございます。

そこで今回のお話では、我々骨董品の買取業者が普段どの様な視点で、骨董品が本物かどうかを見極めているのかということを、ご紹介させていただければと思います。

目次

  1. 骨董品買取のプロは、本物と贋作をこんな風に見極めている
  2. 【POINT1】作者のサインや署名が記載されているか
  3. 【POINT2】製作された年代と品物の状態に矛盾がないか
  4. 【POINT3】使われている素材が適切かどうかを確認する
  5. 知識と経験が備わっていないと、専門家でも見極めが難しい
  6. 深い知識がなければ、サイン等の筆跡を見ても本物と偽物が区別できない
  7. 歴史に精通していないと、贋作を見ても違和感を感じ取ることはできない
  8. 骨董品の素材を正確に見極めるには、専門業者でも難しい
  9. 本物と贋作を見極めるには長年の経験と豊富な知識を持った鑑定士の力が必要
  10. 骨董品の本当の価値を確かめたいのなら、吉岡美術へお任せ下さい

骨董品買取のプロは、本物と贋作をこんな風に見極めている

【POINT1】
作者のサインや署名が記載されているか

作者のサインや署名が記載された骨董品

本物と贋作を見極めるためにはまず、品物の中に作者の名前が確認できるサインや刻印が記載されているかどうかがポイントです。こういった作者名を断定できるものが見つかった場合、骨董品が本物である可能性が高くなります。

また、品物以外でも、例えば鑑定書や証明書といった付属品の中にもサインが記載されている場合があるので、お品物をお預かりした際は見落としがない様に、細部まで隅々と確認を行います。

【POINT2】
製作された年代と品物の状態に矛盾がないか

品物の状態を鑑定

作者名を断定することができれば、品物が製作された年代も必然と判明します。

そうして得た情報から、骨董品の色あせや色ムラの程度、光沢の失われ方などを確認し、「作られた年代の割には劣化が少ない」「この時代に作られたにしては、製作手法がおかしい」といったような違和感を持つことができるかどうかが、本物と贋作を見極める上で、重要なポイントとなります。

【POINT3】
使われている素材が適切かどうかを確認する

様々な素材で作られた骨董品

価値の高い骨董品には、象牙や翡翠、金・銀といった、高価な素材を使用している場合が多く、多くの場合、骨董品が製作された当時よりも入手が困難です。

そのため、贋作で再現することは当然難しくなるので、使われている素材の価値を見抜くことができれば、本物であるかどうかを見極める大きな手がかりとなるのです。

知識と経験が備わっていないと、専門家でも見極めが難しい

ここまでで、骨董品が本物か贋作かどうかを見極めるための、大まかなポイントについてを紹介させていただきました。

しかし、上記でお伝えしたような内容はあくまで、本物と贋作を見極めるための手段や方法でしかありません。

実際に骨董品を目の前して、いざ本物か否かを見極めようとすると、たとえ骨董品を生業とした専門の業者であっても、本物と贋作とを見極めるということは、決して簡単なことでは無いのです。

深い知識がなければ、サイン等の筆跡を見ても本物と偽物が区別できない

証明書から読み取れる情報

もし仮に、骨董品にサインや署名が記載されていたとしても、鑑定する者が骨董品を製作した作者に対する知識が曖昧だと、その筆跡を見ても本物かどうかを判別することはできません。

サインや署名、刻印を見て本物かどうかを判断するためには、膨大な知識と本物の品と向き合った経験がものをいいます。

これは、長い年月をかけて骨董品と向き合い、目利きを磨いている鑑定士でないと務まらないといえるため、骨董品を高く評価してもらうためには、ベテランの力が必要不可欠となるのです。

歴史に精通していないと、贋作を見ても違和感を感じ取ることはできない

洋画から読み取れる情報

骨董品にまつわる歴史の知識が豊富でないと、作品が作られた年代を確認できたとしても、その骨董品が「適切な劣化具合か」「時代にあった製作手法か」どうかもわからず、もし贋作を目の前にしても、違和感を感じ取ることができないのです。

骨董品の素材を正確に見極めるには、専門業者でも難しい

素材が本物かどうか見極める

先述で例に挙げた、「翡翠」や「象牙」といったような、骨董品によく使われている特殊な素材は、日常生活において目に触れる機会はほとんどありません。そのため、専門の業者であっても、鑑定士として長い経験を積み、数多くの品に触れている熟練者でなければ、骨董品に使われている素材の質感や感触を見ても、
本物かどうかを見極めることはできません。

本物と贋作を見極めるには、長年の経験と豊富な知識を持った鑑定士の力が必要

長年の経験と豊富な知識を持った鑑定士

昨今では偽物や模造品を製造する技術も大きく進化し、まるで本物と見紛う様な、精巧な贋作が市場にも多く流通しています。そのため、骨董品の真贋を見抜くということは、益々難しくなってきているのです。

お手元にある骨董品が本物か贋作かを正しく判断するためには、骨董品に多く触れた長年の経験と、豊富な知識を持つ鑑定士に依頼をすることが、最も確実な手段であるといえるでしょう。

骨董品の本当の価値を確かめたいのなら、吉岡美術へお任せ下さい

吉岡美術は開業して以来、30年の間で30,000名を超えるお客様の骨董品を鑑定し、15,000点以上の骨董品を買取した実績がございます。

もちろんその歴史の中には、本物と贋作を正確に見抜いた数多くの経験も。やがて多くのお客様から、多大な信頼をいただくこととなりました。

吉岡美術では、確かな鑑定力と経験を持って骨董品の真贋を見極め、お品物を適切な価格で買い取ることができます。

「自宅の骨董品が偽物かどうかわからない」
「贋作かどうかがわからないと査定に出しにくい」
とお悩みの方でも、無料で相談や査定を行っていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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